1人目を妊娠していたとき、検査で妊娠糖尿病と言われました。
それまで、血糖値で引っかかったことは一度もありませんでした。
まさか自分が、と本当に驚きました。
妊娠34週の頃からは、代謝内科に通い、食事指導を受けながら、出産まで毎日血糖値を測っていました。
面倒だったし、大変なこともありました。
でも、測ってみて初めて分かったことも、たくさんありました。
この記事では、妊娠糖尿病と言われてから出産後までのこと、2人目の妊娠のときのこと、そして今の暮らしにつながっていることを書いています。
私の場合は、インスリンは使わず、食事指導と血糖値の測定を続けながら過ごしました。
状態や治療は人それぞれなので、あくまで私の体験として読んでいただけたらと思います。
同じように言われて、不安な気持ちでいる方に。
そして、食事や暮らしを見直したいと思っている方にも。
私の経験が、何かひとつでも参考になれば嬉しいです。
「惜しかったね〜」と言われた日
それまでの妊婦健診では、血圧も、貧血も、むくみも、特に問題なく過ごしていました。
わりと順調なのかな、と思っていました。
このまま出産まで、何事もなく過ごせるといいな。
そう思っていた、妊娠後期のことです。
先生から、こう言われました。
「惜しかったね〜。ブドウ糖負荷試験で、他はよかったんだけど、2時間後の血糖値が1だけはみ出ちゃったから、代謝科で食事指導を受けてね〜」
妊娠糖尿病でした。
しかも、はみ出たのは、ほんの少し。
何か対策をしていれば、引っかからなかったんじゃないか。
当時は、そんなふうに考えてしまいました。
ただ、毎日血糖値を測る生活も、出産までのあいだのことなんだと思うと、少しほっとしました。
食事などに気をつけながら、血糖値を管理していく。
赤ちゃんのために、自分にできることがあると分かったことも、安心につながりました。
血糖値を測る日々
そこから、血糖値を測る毎日が始まりました。
測るのは、1日4回。
朝食の前と、朝・昼・夕食のそれぞれ2時間後です。
これが、なかなか面倒でした。
ときどき、朝食前に測るのを忘れて、そのまま食べてしまったこともあります(笑)。
妊婦健診とは別に、代謝内科へ
2週間に1回、測った血糖値の記録を持って、代謝内科に通いました。
午前中に妊婦健診、午後に代謝内科、という日もありました。
同じ日に予約が取れないときは、別の日にもう一度病院へ。
これも、地味に大変でした。
食事に気をつかう毎日
食事指導で教わったことを、毎日の食事で意識する。
慣れるまでは、それも大変でした。
何を、どのくらい、どんな順番で食べるか。
食事のたびに、考えていたように思います。
測ってみて、気づいたこと
面倒だった血糖値の測定ですが、続けているうちに、少し面白くなってきました。
食事のあとに測ってみると、日によって数値が違う。
それが、自分の目で見えるからです。
意外と上がる日、意外と上がらない日
たとえば、唐揚げや海老フライを食べた日。
食後2時間に測ると、目標の数値を超えていました。
シウマイや餃子の日も、同じようなことがありました。
一方で、外出先でおにぎりしか食べられなかった日は、それほど高くなりませんでした。
これは、あくまでその日の私の数値です。
それでも、意外なもので上がったり、思ったより上がらなかったり。
実験のようで、そこそこ面白かったのを覚えています。
上がったからダメ、ではなく
数値が高い日も、もちろんありました。
でも、「上がっちゃったからダメ」とは、あまり考えませんでした。
なんで上がったんだろう。
食べたものや、その日の過ごし方を振り返って、次につなげられればいい。
だから、オッケー。
そんなふうに思って、ゆるく続けていました。
食事だけより、散歩を組み合わせて
「ピンチはチャンス」と思うことにした
妊娠糖尿病と言われたことを、私は「ピンチはチャンス」と捉えることにしました。
せっかくなら、この機会に血糖値のことにもっと詳しくなって、今後の生活や身体づくりに役立てたい。
食べる順番や、食事の時間を、より意識するようになりました。
食後は、歩くように
食事指導では、食後に座りっぱなしにならないことも教わりました。
それからは、可能な日は、食後に散歩へ。
日中だったり、夕方だったり、時間はその日によってさまざまです。
1人目の妊娠で、時間に余裕があったこともあり、ほぼ毎日歩いていました。
やってみて感じたのは、食事だけで血糖値を管理するのは、なかなか大変だということ。
私には、歩くことを組み合わせたほうが、合っていたように思います。
運動といっても、私がしていたのは、散歩だけです。
ちなみに、1人目の子は予定日を過ぎても、なかなか陣痛が来ませんでした。
最後のほうは、血糖値のためというより、「早く出ておいで〜」の気持ちで、結構歩いていました(笑)。
出産後と、2人目の妊娠のとき
産後、測定は終わりました
出産後、入院している間に、血糖値は正常に戻りました。
毎日続けていた血糖値の測定も、入院中に終わりました。
退院して1か月ほどたった頃にも、もう一度検査を受けました。
そこでも、血糖値は問題ないと言われました。
それ以来、代謝内科には通っていません。
産後の経過は人それぞれだと思いますが、私の場合はこんな感じでした。
2人目の妊娠のとき
2人目を妊娠したとき、気になっていたのが、妊娠糖尿病のことでした。
上の子もいる中で、妊婦健診とは別に代謝内科にも通うのは、大変だな。
そう思っていたのです。
1人目のときに教わったことは、早い時期から意識していました。
妊娠中期の検査では、引っかかりませんでした。
1人目で妊娠糖尿病と言われていたので、ブドウ糖負荷試験も受けました。
その結果も大丈夫で、ほっとしたのを覚えています。
今の暮らしに、つながっていること
妊娠糖尿病と言われたときは驚きましたし、大変なこともありました。
でも今は、あの経験があってよかったと思っています。
全てのことに、意味はあったんだな、と。
自分で測ったから、分かったこと
血糖値のことは、それまでも気にかけてはいました。
けれど、自分で毎日測って、数値を見て、食事や過ごし方を振り返る。
その経験を通して、知っていたことが、毎日の食事や暮らしと結びついていきました。
今も続けていること
野菜から食べること。
炭水化物だけで食事を済ませないこと。
食後に、少し身体を動かすこと。
妊娠前から取り入れていたことも、あのとき教わったこともあります。
自分で血糖値を測った経験が、今も意識して続けるきっかけになっています。
食べる順番を意識したり、ウォーキングや踏み台昇降をしたり。
形を変えながら、今の暮らしにもつながっています。
アトピーと向き合う中で、毎日の食べ方や、甘いものとの付き合い方を考えるときにも、あのとき学んだことが役に立っています。
まとめ|考えすぎず、心地よくいられることも大切に
毎日の測定も、通院も、食事に気をつかうことも、大変でした。
それでも、あの時期に知ったことは、今の私の暮らしを支えてくれています。
食事のことだけで、頭をいっぱいにしない
血糖値は、食べたものだけでなく、睡眠不足やストレスにも左右されることがあると聞きました。
だからこそ、ガチガチの頭で考えすぎるより、自分が心地よくいられる時間や場所を大切にできたらいいのかな、と思っています。
数値が気になる日も、思うようにいかない日もありました。
そんな日があっても、また次の食事から、できることを。
私は、そのくらいの気持ちで過ごしていました。
今も、その気持ちは変わりません。
身体のことを気にかけながら、これからも元気なママでいたいなと思っています。
※妊娠中の食事や運動は、主治医や栄養士さんに相談しながら、ご自身に合った形で取り入れてくださいね。
※この記事は、私個人の体験と考えをまとめたものです。





